猫背すっきり。隙間時間に座ったままできるストレッチ3選〜鶴見区スタート鍼灸整骨院
デスクワークで肩こり・腰痛に悩んでいる方は猫背が原因の場合があります。このような猫背により身体の不調に悩んでいるという方におすすめできる内容となっています。
この記事を監修してくれた先生
理学療法士・国際パーソナルトレーナー
田中 誠人先生
急性期・回復期病院、老人保健施設でのリハビリ経験をもとに幅広い分野のリハビリを担当。
脳外臨床研究会など様々なセミナーへも参加。
「患者様の幸せを第一に」予防分野への興味を頂き、国際パーソナルトレーナーの免許も取得。
現在は、健康増進など第一次予防について取り組みを行なっている。
目次
日本人は特に猫背になりやすい!?
日本人が猫背になりやすい原因として、骨格と体型が特に影響しているといわれています。
日本人の骨格は骨盤が後ろに倒れやすく、肩が前屈みになり自然と猫背になりやすい傾向にあります。反対に欧米人は横から見ると、背骨の湾曲が後ろへそり返っています。
また欧米人は背面の筋肉が発達しやすくなっているため、日本人よりも正しい姿勢を保ちやすいといわれています。遺伝的な体型のみならず、生活習慣や筋力の低下の影響が大きいと言われています。
デスクワーク時の不良姿勢チェックシート
長時間のデスクワークで間違った姿勢を取り続けていると、体の不調を招きやすくなります。デスクワーク中に不良姿勢を取っているか、次の8項目をチェックしてみてください。
☑️ 背中が丸くなって、猫背になる
☑️ 足を組んでしまう
☑️ 首が前に出る
☑️ お尻を前にずらして座る
☑️ 反り腰で座る
☑️ 左右どちらかに傾き、斜めに座る
☑️ 頬づえをつく
☑️ 足の裏を床に着けていない
どれか1つでも当てはまる項目があると、正しい姿勢で座っているとは言えません。当てはまる数が多くなるにつれ、体への負担は大きくなります。
座る姿勢に関係なく「座る」というだけで、立っている時よりも腰や背骨、骨盤への負担は大きくなっています。
腰にかかる負担は、立っている時の姿勢を1とすると、正しい姿勢で座る1.4倍、悪い姿勢で座る1.85倍以上と言われており、座る姿勢が悪いといかに腰への負担が大きいか分かります。悪い姿勢が続くと、腰痛や肩こりを招く可能性が高くなってしまいます。
座ったままできる猫背解消ストレッチ3選
どのストレッチも椅子に座ったまま簡単に実践できます。デスクワークの合間やリフレッシュしたいときに、ぜひチャレンジしてみてください。
─【肩甲骨回しストレッチ】─
- 浅く椅子に腰掛ける
- 床と並行になるよう両腕をまっすぐ伸ばす
- 背中に向かって、両腕の肘を引き肘を曲げる
- 両手を軽く握って、肘を大きく回す。だいたい20回程度回しましょう。
─【わき腹〜背中のストレッチ】─
- 椅子に座り、頭の後ろで 手を組む
- 右側に3秒かけて上体を傾ける
- (3)のときにお腹をできるだけ動かさずに、肩から上だけを動かすように意識する
- 元の姿勢に戻し、左側も同様に行う
※左右に肩を倒すストレッチの目安は、左右ともに20秒かけてゆっくりと上体を倒しましょう。上体を倒したときに反対側の脇が伸びていると感じるところまで伸ばすのがコツです。
─【胸ストレッチ】─
1.椅子に浅く座り、体の後で手を組む
2.肘を外側に開きながら胸の筋肉を伸ばしていく
3.開いた状態で20秒間キープしましょう。これを3セット繰り返します。
座ったままできるストレッチの注意ポイント
ストレッチを行うにおいて、いくつかのポイントがあり、それを意識しながら行うことで、より良い効果が得られやすいと言われています。下記に注意ポイントについて紹介していきます。
1. 筋肉をほぐすために、呼吸を止めない
筋肉は息を吸うときに縮み、吐くときに緩くなる性質があります。
ストレッチをするときに、フォームを意識しすぎて呼吸を止めてしまいがちです。呼吸を止めると筋肉が硬くなるので、しっかり身体を伸ばせなくなりストレッチの効果が半減する原因になります。
ストレッチ中は呼吸を止めずに行い、息を吐きながら身体を伸ばすようにしましょう。また、息を吐くと副交感神経が優位となりリラックスした状態になるので、よりストレッチの効果を高めることができます。
2. 反動をつけずにゆっくり行う
ウォーミングアップのときのような反動をつけたストレッチは、動的ストレッチといい関節や筋を伸ばしながら行うので、筋肉に強い力がかかりすぎてしまい痛めてしまう原因になる事が多いです。
また、動的ストレッチは筋肉が緊張状態になるので、筋肉の柔軟性を高めることには適していません。
柔軟性を高めるには、反動をつけずにゆっくり行う静的ストレッチを行いましょう。ゆっくり行うためには深呼吸をして、1箇所20〜30秒ほど時間をかけて行うのがポイントです。
3. イタ気持ち良いと感じる力加減で行う
ストレッチはただ力任せに行っても効果がないどころか、負荷がかかりすぎてしまい怪我をする恐れもあります。
痛いと感じるまで伸ばさなくても筋肉などをほぐすことはできるので、無理な負荷をかける必要はありません。
イタ気持ちいいと感じる部分で止めるようにして、無理のない範囲でストレッチを行いましょう。
当院での猫背矯正治療について
猫背姿勢は長時間のデスクワークやスマホ・運動不足による筋力低下によってなりやすいと言われています。
猫背姿勢は座った姿勢が猫の背中のように丸まっている姿勢となっており、見た目の問題だけではなく、肩・体幹の筋肉が引き延ばされたり、縮んだりしてしまい痛み・だるさ・しんどさが出てきます。その状態で、筋肉をほぐしてもその時だけ楽になりますが一日立ってしまえば元の身体に戻ってしまいます。そのような猫背姿勢を作らないためにも、矯正を行い、体の歪みを整えていきます。
猫背矯正とは、猫背を治すことにより疲労を蓄積しにくい体づくりを促します。
猫背矯正
こちらが猫背矯正の写真です。
猫背矯正を受けられている患者様で多くの症状が、肩こり・頭痛・呼吸が浅くなる(不眠に繋がりやすい)・冷え症・むくみなどが多いです。当院での猫背矯正は、肩の位置、体幹にアプローチを行い、正しい姿勢をつくります。
AI姿勢診断
また当院の強みでもあるAI姿勢診断では、数値的な根拠で身体の歪み・クセを認識することができ、正しい検査に基づいた施術が受けられる為大変人気です。「猫背の原因でもある」背骨・骨盤の歪みなど自身の体の状態を把握することが簡単にできます。
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まとめ
①日本人が猫背になりやすい原因として、骨格と体型が特に影響している。
②デスクワークでの不良姿勢チェックシートを紹介。8項目の内1つでも該当すれば、体への負担大きい
③座ったままできるストレッチ「肩甲骨回し・脇腹〜背中・胸のストレッチ」3選を紹介。
④ストレッチの注意点として、⑴筋肉をほぐすために、呼吸を止めない⑵反動をつけずにゆっくり行う⑶イタ気持ち良いと感じる力加減で行う。
「なかなか症状が改善しない」「猫背を治したい」方は、一度整骨院での施術を受けてみることをお勧めします。
当院では、姿勢の状態を把握できるAI検査を実施しており、治療結果や体の状態の可視化を患者様と一緒に共有させて頂いています。状態を細かくチェックした上で、患者様の体に合わせたオーダーメイドの施術を実施しています。
気になる方がいれば、是非電話・メール・LINEでご予約・お問いわせをしてみてください。
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