実は夏は基礎代謝が低下する！？代謝の上げ方教えます！

2024年6月16日 2024年6月16日

kanri

「夏太りしやすい・・・」

「夏に運動不足と感じている・・・」

「代謝量が落ちてきている・・・」

この記事を見て頂いているということは、こういった悩みを抱えていませんか？

今回は、そんな悩みに対して、理学療法士・国際パーソナルトレーナーが専門的目線で、代謝についてご紹介していきます。

この記事を監修してくれた先生

理学療法士・国際パーソナルトレーナー

田中　誠人先生

急性期・回復期病院、老人保健施設でのリハビリ経験をもとに幅広い分野のリハビリを担当。

脳外臨床研究会など様々なセミナーへも参加。

「患者様の幸せを第一に」予防分野への興味を頂き、国際パーソナルトレーナーの免許も取得。

現在は、健康増進など第一次予防について取り組みを行なっている。

1 基礎代謝とは？
2 夏に代謝が落ちる理由
3 夏太りしやすい人の特徴
4 代謝のアップさせる方法
5 疲労をケアし、体をメンテナンスしよう

基礎代謝とは？

基礎代謝量は、心臓を動かす、呼吸をするなど、生きていくために最低限必要とされるエネルギー量のことです！

実はこの基礎代謝で消費されるエネルギーは、１日の総消費エネルギーのうち70％をも占めます。

筋肉は、私たちのからだを支えると同時に、体温をつくり出す働きを担っており、基礎代謝の中でも一番多くエネルギーを必要とします。筋肉量が増えると基礎代謝が上がり、その逆に、筋肉量が減ると代謝が落ちるだけでなく、体温が維持できなくなるため、体の熱を逃がさないように筋肉が減った分を脂肪で埋めようとします。

夏に代謝が落ちる理由

・夏は外の気温が高いので他の季節に比べると基礎代謝は下がり、エネルギーの消費が減ります。

・また、暑い夏には身体は発汗をして体温を下げる働きをします。汗をかいていると痩せた気分になりますが、これは単なる温度調節です。脂肪が燃えているわけではなく、水分が外に排出されて一時的に体重が減っているのです。

・暑くなると冷たいものを食べたくなります！食べすぎると、内臓が冷え、血行が悪くなり、身体の中から冷え性を起こしてしまう場合があります。

・夏になると、外気が高温な為、心情的にも運動不足を引き起こしやすいと言われています。運動不足により、筋力が低下して代謝が落ちやすいとも言われています。

・夏バテにより、食事量低下からタンパク質の筋肉を作る栄養素が不足し、代謝が落ちることがあります。これらの理由により代謝の低下を夏に引き起こすことがあります！

夏太りしやすい人の特徴

夏は代謝が落ち、太りやすい季節ですが、以下の生活習慣、または症状に当てはまる方は要注意です！

5つ以上当てはまる人は要注意です！

□冷たい飲み物食べ物をよく食べる

□お肉や魚などのタンパク質が不足している

□そうめんなど炭水化物が多い

□冷房に当たると手足がすぐ冷たくなる

□肩こりなど疲労が溜まりやすい

□姿勢が悪い（猫背・骨盤の歪みなど）

□入浴はシャワーで済ませる

□体を冷やすことが多い

□ 便秘や下痢などを繰り返す　

□手足がむくみやすい

□運動不足を感じている

□夜あまり眠れない

□ストレスをためやすい

代謝のアップさせる方法

□筋トレ・ウォーキングなど有酸素運動を実施

筋力をつけていくことが基礎代謝をアップさせる秘訣です。ウォーキングなどの有酸素運動では、脂肪を燃やしてあげる効果が高いので、両方とも行うことをお勧めします。

□体のメンテナンスを行い、柔軟性をアップ

体の歪み・筋肉の硬さがあると、内臓機能の低下、血流が全身に行き渡らないので、代謝低下につながります。体の不調を取り、姿勢を改善することで、体の内側から美しくメンテナンスすることができます。特に骨盤矯正はおすすめです。

骨盤が歪んでいると、猫背や反り腰といった悪い姿勢につながり、肩こりや腰痛などの不調が起きやすくなります。

□ シャワーよりもお風呂

シャワーだけでは体温が十分に温まらず、汗もかきにくいため老廃物がたまりやすくなります。ぬるめのお湯にゆっくり入ると、体の芯から温められて血行が促進され、寝付きもよくなり疲れが取れやすくなるなど、体にとっていいことばかりです。毎日は難しくても、週に2-3回、もしくは週末に1回でも、のんびりと入浴して体を温める習慣を心がけてみてくださいね。

□体を温める・タンパク質を多く摂る