あなたはどのタイプの冷え症!?冷え症タイプ別〜改善方法とは!?
秋〜冬にかけて「冷え症」を自覚している方が増えてきており、女性では約8割・男性では約4割の方が冷え症の悩んでいることが報告されています。実は、冷え性にはそれぞれタイプがあります。体の冷えを感じた場合は、自分の冷え性のタイプを知り、対策していくことが必要です。今回は、冷え性の種類について、冷え症のタイプ別の改善方法を紹介していきます。

目次
冷え症の原因は?

冷え症は、筋力低下・基礎代謝の低下・偏った食生活・鉄分不足・ストレス・自律神経の乱れ・喫煙の影響から血行不良に陥り、冷え症に繋がりやすいと言われています。詳しくは、前回の記事をご参照ください。
あなたはどのタイプの冷え症?

冷え性は「四肢末端型」「下半身型」「内臓型」「全身型」の4種類に大きく分けられるほか、「混合型」や「ほてり型」といったタイプもあります。まずは、それぞれの冷え性のおもな症状を下記にて説明していきます。
四肢末端型
手足やその先が冷えやすい四肢末端型の冷え性は、10代から20代の若い女性の中でも、やせ形や過度なダイエットを行っている女性に多く見られます。四肢末端型は、次のような症状が特徴的です。
<特徴>
✅ 手足やその末端が冷える
✅ 寒い場所では手足の先から冷えやすい
✅ 冷えと同時に肩こりや頭痛を感じやすい
*過度なダイエットなどによって食事量が不足すると、体を温める熱を生み出すエネルギーが足りない状態になります。その結果、手足の末端まで血流が行き渡らなくなってしまいます。また、普段あまり汗をかかないという方の冷え性も、四肢末端型であるケースが多いです。
下半身型
腰から下が冷えやすい下半身型は、30代以降の男女によく見られるタイプの冷え性で、次のような症状が特徴的です。
<特徴>
✅ 手は温かいが、足は冷たい
✅ 上半身に汗をかきやすい
✅ 寒い場所ではふくらはぎや足先が冷えやすい
*デスクワークなど長時間座った状態の方は、お尻をはじめとした下半身の筋肉が硬直し、その結果、足の血の巡りが滞ってしまい、下半身の冷えを引き起こしてしまいます。一方で、上半身には血が巡るため、顔がほてりやすいという特徴もみられます。運動不足によって下半身の筋肉が衰えている方も、このタイプの冷え性が考えられます。
内臓型
隠れ冷え性とも呼ばれる内臓型は、30代以降の女性に多く見られます。ぽっちゃり体型の方や食欲旺盛な方も、実はこのタイプの冷え性であるケースが多いと言われており、次のような症状が特徴的です。
<特徴>
✅ 手足や体の表面は温かいけれど、お腹が冷えやすい
✅ 全身に汗をかきがち(汗によって冷えやすい)
✅ 厚着をしていても体の冷えを感じる
✅ 寒い場所では下腹部や太もも、二の腕が冷えやすい
✅ 冷えと同時にお腹の張りを感じやすい
*内臓型は手足や体の表面には冷えを感じにくいため、初期では自覚できないケースも少なくありません。しかし、対策をとらなければ内臓は冷え続け、内臓機能の悪化の原因にも繋がってしまう為、発汗やお腹の張りなどを感じた場合は注意が必要です。
全身型
全身型は、常に体温が低く、季節を問わず寒さを感じるタイプの冷え性です。若者や高齢者に多く見られ、自覚症状がないケースも多く見られます。このタイプの冷え性のおもな症状としては、次のような症状が特徴的です。
〈特徴〉
✅ 一年中冷えを感じている
✅ 冷えの自覚症状が乏しい
✅ 慢性的なだるさがある
*偏った食生活をとっている方や運動不足によって基礎代謝の低下が見られている方に多いです。また、体質や服用薬の影響などによって、全身が冷えてしまうケースもあります。
混合型
手足の先と下半身のどちらも冷えてしまうという悩みを抱えている方もいるのではないでしょうか。冷え性のタイプには、ここまでご紹介した4つのタイプに加えて、四肢末端と下半身の両方が冷える混合型の冷え性もあります。
ほてり型
四肢末端型や内臓型の症状が進行したタイプの冷え症でもあると言われています。ストレスや不規則な生活をとっており自律神経の乱れている方に多く見られます。
冷え症タイプ別〜改善方法とは!?
四肢末端型は食事が重要!!

食事量不足が原因であるケースが多い四肢末端型は、食事から栄養をとり、熱を生む体にしていくことがポイントです。四肢末端型の場合、厚着やカイロなどで外側から体を温めても、一時的にしか冷えは改善しません。
食事制限をメインとした過度なダイエットは控えましょう。持病などで医師から制限がないのであれば、熱を生むたんぱく質を積極的にとる食生活をおすすめします。
下半身型はストレッチが重要!!

座り仕事などによってお尻の筋肉が硬直しているケースが多い下半身型の冷え性は、お尻の筋肉をほぐすストレッチを行うことがおすすめです。「梨状筋」と呼ばれるお尻にある筋肉をほぐすことで、血流改善が期待できると言われています。

✅ 梨状筋のストレッチ方法
①座った状態で手は横or後につきます。
②片方の脚の外くるぶしを、反対側のひざの上にのせます。
③その姿勢のままゆっくりと前屈していきます。
④ゆっくりと呼吸をしながら、20~30秒程度かけて気持ち良くお尻の筋肉を伸ばしていきましょう。
⑤反対側も同様に行います。
内臓型は食べすぎ&厚着を避ける!!

発汗の症状が出やすい内臓型冷え性の場合は、以下の3つの事柄を意識してみてください。
✅ 食べすぎに注意する
適切な食事量を意識しましょう。食事量は少なすぎても冷えの原因となりますが、食べすぎは発汗しやすくなる為、かえって体を冷やしてしまいます。
✅ 厚着をしすぎない
過度な厚着も汗をかく原因になります。発汗することで体を冷やす可能性があります。
✅ 白湯を飲む
内臓を温め、全身の血流を改善するためには、白湯を飲むことを習慣化することをおすすめします。コーヒーは利尿作用がある為、体の中の水分が抜けてしまうことから冷え症につながりやすい飲物だと言われています。
全身型は体の内外を温める

季節を問わず体が冷えやすく、自覚症状も乏しい全身型の冷え性の場合は、不摂生を正すことや外側と内側の両方から温めることが大切です。
✅ 食事量を増やす
全身型の場合、代謝の低下によって食欲がない方も多いと報告されています。まずは食事を増やして、しっかりと熱を生む体にすることが大切です。
✅ 十分な睡眠
不規則な生活を改善するにあたって、十分な睡眠をとることも重要です。夜型生活や徹夜は避け、夜はきちんと休養の時間を確保しましょう。
✅ 体の内と外、両側からの保温
全身型は体の内外どちらも冷えている状態です。熱を逃さないよう、十分な食事や適度な運動で内側から温めることはもちろん、重ね着や温活グッズなど外から温めることにも配慮して、きちんと保温していきましょう。
まとめ
女性の8割、男性の4割の方が自覚している冷え症には、大きく分けて4つのタイプがありました。「四肢末端型」「下半身型」「内臓型」「全身型」の4種類があり、それぞれの種類には、特徴がありました。あなたはどの冷え症に当てはまりましたか!?種類別の改善策についても紹介させて頂いている為、参考にして頂ければと思います。血流不良によって冷え症は引き起こしやすいと言われている為、予防に努めましょう。
「なかなか症状が改善しない」「血流の流れを良くし、疲労を取りたい」方は、一度整骨院での施術を受けてみることをお勧めします。
当院では、姿勢の状態を把握できるAI検査を実施しており、治療結果や体の状態の可視化を患者様と一緒に共有させて頂いています。状態を細かくチェックした上で、患者様の体に合わせたオーダーメイドの施術を実施しています。
気になる方がいれば、是非電話・メール・LINEでご予約・お問いわせをしてみてください。

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