すぐに使える!骨盤の歪みが抑えられる座り方とは!?
骨盤の歪みによって頭痛・眼精疲労・肩こり・猫背・腰痛などの症状に悩んでいる方はいませんか?実は、骨盤の歪みと座り方は関係しており、1日に日本人は平均7時間座っていることが分かっています。その為、座り方を工夫することで骨盤の歪みを抑えられることができます。今回は、骨盤が歪む悪い座り方、骨盤の歪みが抑えられる正しい座り方について紹介していきます。

目次
悪い座り方は骨盤の歪みを招く!?

骨盤の歪みには、普段の座り方が大きく関係していると言われています。座っている間は、同じ姿勢を取り続ける為、座り方次第では、骨盤の歪みを引き起こす恐れがあります。
また日本人が1日座っている平均時間は約7時間という統計があります。1日の約4分の1以上の時間を座って過ごしていることから、座り方が骨盤に与える可能性は高いと言えます。
座位行動の科学ー行動疫学の枠組みの応用/岡浩一郎、杉山岳巳、井上茂・・・
骨盤の歪みに繋がりやすい悪い座り方とは!?
骨盤の歪みによっておこる体への影響は様々ありました。前回の記事で紹介させて頂いているので、気になった方は確認してみてください。今回は骨盤の歪みに繋がりやすい悪い座り方について3つ紹介していきます。
あぐら・体育座り

あぐらをかいたり、体育座りをすることで、どちらかの足に重心が偏ってしまいます。この姿勢を続けることで、骨盤の歪みが生じ、内臓が圧迫されたり血流が悪くなったりします。結果として、消化不良・生理不順・便秘・代謝の低下・むくみなどさまざまな症状の原因にも繋がります。
足を組む

あぐらと同じように、足を組むことで重心が片方に偏り、骨盤や足が歪んでしまいます。骨盤が歪むことで姿勢の変化が現れます。反り腰・猫背姿勢などの姿勢になりやすく、関節・筋肉のバランスが崩れる為、痛みを引き起こすことがあります。
仙骨座り

仙骨座りとは、お尻が背中よりも前に出ていて、背中だけで背もたれに寄りかかっている状態のことです。腰のうしろは背もたれについておらず、空間ができている状態となっています。
腹筋を使わない座り方なので、ついついリラックスしたい時に、やってしまいがちですが、この座り方は、腰にとても負担がかかり、体が丸まってしまいがちです。この姿勢を長期的に取ることで、骨盤の歪みに繋がり、骨盤の歪みによって、血流が悪くなり、結果、頭痛・眠気・だるさ・足の疲れ・疲労が取れない・むくみなどの症状が現れます。
骨盤の歪みが抑えられる!?正しい座り方!

正しい座り方のポイントは、3点あります。
✅ 骨盤を左右同じ高さにする
✅ 骨盤をまっすぐにする
✅ 足を組まない
骨盤を左右同じ高さにする

骨盤を左右同じ高さにして座ると、骨盤の左右への歪みを軽減できます。具体的には、左右の肩・膝の位置を水平にして座りましょう。そうすることで自然に骨盤の高さも自然と左右同じになります。
*既に歪んでいる人は、左右どちらかに傾きやすいですが、水平状態になるように心掛けましょう。
骨盤をまっすぐにする

骨盤をまっすぐにして座ると、歪みを軽減することが期待できます。骨盤をまっすぐにして座るには、まず坐骨(骨盤の一番下にある骨)を座面に対して均等に乗せます。坐骨の位置が分からない人は、座った状態で身体を前後・左右に揺らして見ましょう。座面に対して最も接触している感覚がある箇所が坐骨です。
坐骨を座面に対して均等に乗せたら、おへその少し下あたりに力が加わるように、上半身の傾きを調整します。そうすることで骨盤がまっすぐになります。
足を組まない

足を組んだ状態で座ると、骨盤の歪みを招く恐れがある為、要注意です。足を組んだ状態になると、組んでいる足の股関節が外を向いた状態になります。股関節が外に向いた状態が続くと、骨盤の歪みに繋がる恐れがあります。
できるだけ足を組むことは避けましょう。どうしても組んでしまう方は、短時間で足を組みかえる等工夫を行いましょう。
シーン別 正しい座り方のコツ
正しい座り方は、座る場所やシーンによって少しずつ異なります。そこで今回は、以下の3つのシーン別における座り方のコツについて説明していきます。
✅ 椅子に座る場合
✅ ソファーに座る場合
✅ 車の座席に座る場合
椅子に座る場合

椅子に座るポイントとしては、椅子の奥まで深く座り、尾てい骨(お尻の穴の後の少し上にある骨)の上部が背もたれに当たるように座りましょう。
また、同時に踵は浮かさずに、足の裏を床につけることも忘れないようにしましょう。
長時間のデスクワークの際は、パソコンのモニターの位置にも注意しましょう。モニターの位置が低いと、覗き込むような姿勢となり猫背を招きます。モニターの高さは目線と同じか少し下くらいが理想です。
ソファーに座る場合

ソファーの正しい座り方のポイントとしては、第1のポイントは、腰を背もたれにしっかりとくっつけます。背もたれではなく、「腰もたれ」という感覚でいると座り方が変わります。
第2のポイントは、骨盤を立てることです。むやみに背筋を伸ばそうとすると背中が反ってしまい体に負担が生じます。お尻の上に上半身を真っ直ぐに置くという意識を持ちましょう。
車の座席に座る場合

車に座る際のポイントとしては、いつも以上に深く腰掛け、坐骨をしっかりと座面に当てることを心がけましょう。また座りやすいようにシートの位置を調整することも必要です。背中とシートの間に隙間ができると、骨盤が後ろに倒れてしまう恐れがあります。上半身のバランスを保つためにクッションやタオルを背中に当てるのもおすすめです。
まとめ
骨盤が歪むと、骨盤そのものや、筋肉に負担がかかり、頭痛・眼精疲労・肩こり・猫背・腰痛など様々な症状を引き起こします。今回は、骨盤の歪みに繋がりやすい座り方(あぐら・体育座り・足を組む・仙骨座り)について紹介させて頂きました。また、骨盤の歪みが抑えられる正しい座り方での3つのポイントについても紹介させて頂いています。①骨盤を左右同じ高さにする②骨盤をまっすぐにする③足を組まないことが大切でしたね。
シーン別においての座る際のポイントについても紹介させて頂いていますので、是非参考にして頂けたらと思います。
「なかなか症状が改善しない」「骨盤の歪みをしっかりと整えたい」方は、一度整骨院での施術を受けてみることをお勧めします。
当院では、姿勢の状態を把握できるAI検査を実施しており、治療結果や体の状態の可視化を患者様と一緒に共有させて頂いています。状態を細かくチェックした上で、患者様の体に合わせたオーダーメイドの施術を実施しています。
気になる方がいれば、是非電話・メール・LINEでご予約・お問いわせをしてみてください。

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