皆さん肩こりとは何か知っていますか?

普段から肩こりという言葉は使っているが本当の名前又は意味・症状がなぜ起こるのか?

僕もこの業界に入るまでは肩こりという言葉は知っていましたが本当の名前・意味・症状の原因は知りませんでした。

そこで今回肩周りの症状で悩んでいる患者様がたくさん当院にも来院して頂いているのでそこを説明していきます。

今回はこの三点を話させて頂きます。

1・肩こりの名前

2・肩こりの意味

3・肩こりの起こりやすい原因

1:肩こりの名前

先ほども言いましたが肩こりというのは名前ではありません。

肩こりという外傷名はなく保険も適用外です。

では肩こりはどんな名前があるのかといいますと実は1つではないというのが答えです。

結論から言わせて頂きますと肩周囲筋の挫傷から起こるものです。

挫傷?何それ?って感じですよね。

では挫傷とは何かを説明します。

挫傷とは、筋肉や腱が無理に伸ばされたり、不良姿勢により持続的に引き延ばされ筋肉・腱に傷が入り損傷する事です。イメージ的には、きつく引き延ばされ筋肉が部分又は完全に断裂するのが肉離れです。寝違えや咄嗟の動きや普段からの不良姿勢により筋肉が引き延ばされ痛めているのが軽度の挫傷です。

今回肩こりに該当するのがこの軽度の筋挫傷に当てはまります。なので肩こりの名前は挫傷と言います。

2:肩こりの意味

ではなぜ肩こりと呼ばれるようになったのかをご説明します。

肩の周りには多くの筋肉がついています。例えば僧帽筋上部繊維中部繊維・肩甲挙筋・斜角筋・脊柱起立筋などほかにも色々な筋肉の種類が多くあります。なので細かい場所まで名前を特定しないといけないですし痛めた原因が患者様自身も分からない事が多いため傷病名がつきにくく肩こりと総称される事が多いです。ですから世の中には肩こりという言葉が広がってそれは傷病ではないと思われている方が多くいるのと言ううのが事実です。

3:肩こりの起こりやすい原因

先ほども1のにようでご説明させてもらいましたが肩こりは挫傷から起こる症状だと伝えさせてもらいました。ではなぜ挫傷が起こるのか?です。肩周りの筋肉は頭を支えている筋肉が多く現代の生活環境では、スマホの普及・パソコン作業など日常的に下を向くことが以前より多くなりました。頭の重さは平均で約4~6㎏あると言われています。その重さが日常的に負担としてかかっていますがそれだけでも重たい頭なのですが頭が下を向くことにより、肩周りの筋肉に対しての負担は増加していきます。例えば5㎏の頭の重さの人が15度下を向くだけで12㎏の負担がかかるようになります。2.4倍の負担になります。その12㎏がかかったままでお仕事・勉強など長時間下を向いていると頭を支えている筋肉が引き延ばされ微細な筋損傷が起こり痛みが生じます。これを毎日続けていくと筋肉の血流が悪くなり柔軟性の低下を起こし張り感がずっと取れなくなります。そのような事の繰り返しが皆さんが普段言う肩こりの原因です。

不良姿勢→筋挫傷→血流不全→柔軟性の低下→不良姿勢→筋挫傷

このようにぐるぐると負のスパイラルのようになり常にだるさ・痛みがあるというのが肩周りの挫傷です。

では最後にどうしたらいいの?という事を説明します。

答えは簡単です。上記に書いてある症状を作る始まりの不良姿勢を取ることです。どうやったら取れるか?は人によって違います。簡単なストレッチであったり・座るときに意識するだけで改善する方もいられます。僕たちスタート鍼灸整骨院が救いたい方々はどこに行っても改善がしない・原因が分からない。そのような方々を改善しより良い人生のスタートとなる架け橋になります。もしお悩みの方は当サイトのトップページからご予約もお取りできるのでお気軽にご連絡ください。